導入事例 : ニフティ株式会社様

ニフティのクラウドサービスであるニフティクラウドと、サイバートラストの電子証明書発行サービスがAPI により接続されました。API 接続によりユーザーの負担が大幅に軽減され、ニフティにとっての商品力向上とサポート負荷軽減を実現した事例をご紹介いたします。

(2014 年4 月 取材)

導入企業の精神:『お客様に寄り添う』

―― ニフティ様には「ユーザー目線」が本当に浸透していると、おつきあいを通じて強く感じております。

 私どもは「ニフティとなら、きっとかなう。With Us, You Can.」をコーポレートメッセージとし、高品質で安心・安全なサービスの提供を通じて、お客様の日々の生活をより便利で豊かにするための支援をしています。つまり、「お客様の実現したいことをお手伝いします」というスタンスが、私たちの大前提です。その使命を果たすために、社員一人ひとりがチャレンジできる土壌が作られ、自由闊達な社風を築いていると思っています。

―― クラウドサービス事業の展開も、常にユーザー目線で、先へ先へと進んでいるように感じます。

 クラウド事業への取り組みは、「クラウドコンピューティング」という概念が生まれた当初といいますか、比較的早い段階からスタートしています。その後も「こうしたら便利だろうな」と、常にお客様の考えを先回りしてサービスを拡張していこうと、常に考えています。

導入の決め手: 『お客様が願う、その先へ』

―― ニフティクラウドのご利用者の中で、SSL サーバー証明書の取得が、安心・安全なネット環境を実現するために不可欠であるとの意識は高まっていると思います。その点についても、ユーザー目線で画期的なサービスを展開されています。

 サイバートラストさんの証明書申請・管理システム『SureBoard』とのAPI 接続により、2011 年6 月から、ニフティクラウドのコントロールパネルを使ってSSL サーバー証明書を申請・管理できるようになりました。
 API 接続される以前であれば、証明書の取得手続きは、クラウドサービスのご利用とは別に、サイバートラストさんのような証明書を扱う会社を通じて、一から行っていただかなくてはなりませんでした。証明書を申請する際に必要な情報の中には、会社情報や担当者情報などがあります。それらはニフティクラウドの利用手続きの際に入力したものと重複するわけです。それらを再び入力していただく作業は、ユーザーにとってはまったくの二度手間になってしまいます。ユーザーにとって「どうすれば便利だろうか?」と考えれば、そのような重複する入力作業を削減することが必要だと感じました。
 また、証明書には使用期限があるため、購入後にも更新手続きが必要です。ところが、更新手続きは、多くのユーザーにとって頻繁に行うものではありません。であれば、更新手続きも証明書を扱う会社のサイト(普段はあまり利用しないサイト)で行っていただくより、やはり使い慣れたニフティクラウドのコントロールパネルで行えるようにしたほうが、ユーザーにとって便利だと考えました。

―― きちんとユーザーの実在を証明した証明書の発行には、どうしてもユーザーによる申請手続きが必要になります。弊社としても、ユーザーにできるだけ負担を掛けないサービスとサポートを追求していますので、ニフティ様とのAPI 接続は非常に意義のあることだと思っています。

 はい。ニフティクラウドの主力商品はサーバーなどでして、正直に申し上げて証明書は「目玉商品」ではありません。ですが、先ほど申し上げたような申請手続きの手間の削減に加え、証明書の費用の支払いがニフティクラウドのご利用代金と一元化して行えるスキームにできたこと、さらには問い合わせへの対応もニフティクラウドに一本化できたことなどが、ユーザーにとっての大きなメリットであると考えます。

導入後の実感: 『親切な回答が、信頼を生んだ』

―― 弊社のサービス、サポートに関して、率直な実感をお聞かせいただけますでしょうか。まず、ニフティクラウドと弊社システムがAPI 接続する以前から、ニフティ様では社内システム用に他社の証明書をご利用されておられました。他社からの乗り換えを決めた理由は何でしょうか?

 第一に、価格的なメリットがありました。しかしそれは、きっかけにすぎません。お付き合いを進めていくうちに、とても親切にサポートしていただいたことで、「長く一緒に仕事をしたい」という信頼につながりました。

―― さらにその後、ニフティクラウド上でも弊社証明書を採用していただきました。

 両社のシステムをAPI で接続することになった際、まず開発メンバーに必要十分な情報をご提供いただけまして、ありがたく思っています。「サイバートラストさんのAPI の仕様書はわかりやすくまとまっていた」と、好評でした。そして、実装までのサポートも丁寧で、動作検証時はとても助けてもらいました。その後も、申請の方法や技術的な問合せ、さらには、証明書に関するセキュリティの動向等についてと、色々なことを質問させていただいております。サイバートラストさんのご回答は他社さんよりも親切で、こちらの要望を常に先回りして、気にかけていただいていると感じています。

 私どもサイバートラストは、API 接続を通じて、ニフティクラウドご利用のユーザーに対してたいへんな重責を負ったと、身を引き締めております。ニフティクラウドのユーザーは、ご利用になる証明書が「サイバートラストの商品である」と意識することはほとんどありません。つまり弊社のサービスを通じて、ユーザーはある意味、ニフティ様のサービスを評価することになると考えられます。弊社はサービスの品質、スピード、言葉遣いなどを高め、ニフティ様をはじめとする取引先各企業様から「この人たちと一緒に仕事をしてよかった」と感じていただけるよう、努めております。
 弊社は、お客様の反応には3種類あると、常々心に刻んでおります。1つめは「当然」。こちら側が最低限のサービスだけを提供した時に、お客様はそのように反応すると思います。
 2つめは「期待」です。ここまでやってくれたらいいな、というお客様の願いを叶えるサービスを指します。弊社はこの「期待」に常に応えられることを目標にしております。
 そして、一番上が「感動」です。まさかそこまでやってくれるとは思わなかった、とお客様の心を動かすサービスです。このレベルのサービスが毎回できているとは、私どもも思っておりません。しかし、より多くのお客様に「感動」を与えられるサービスの実現を目指します。
(サイバートラスト 坂本勝)

Corporate Profile

ニフティ株式会社
インターネットサービスプロバイダを主力事業とし、個人向けには光ファイバーなどの接続サービスと、様々なデバイスに対応したWEB サービスを展開。法人向けには、今回の対談でメインの話題となったニフティクラウドと、広告・プロモーション事業を行っております。
http://www.nifty.co.jp/
クラウド事業部 クラウドインフラ部 遠藤秀平様
遠藤様は、社内外向けのすべてのサーバーの証明書業務に携わっており、今回の事例にあたっても証明書の選定から導入、リリース後の顧客サポートまでの全てを担当されました。
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